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2017年ビリー役 ホームカミングアフタートーク レポート更新!
2017年のビリー・エリオット役を演じた2人がアフタートークにカムバック!10月14日(月祝)に行われた「ホームカミングアフタートーク」のレポートをお届けします。
【登壇者】
2017年ビリー役:木村咲哉、未来和樹
おばあちゃん役:根岸季衣
ブレイスウェイト役:森山大輔(司会進行)
木村咲哉(きむら・さくや):現在18歳の高校3年生。舞台を中心に活動中。
未来和樹(みらい・かずき):現在22歳の大学3年生。東京大学経済学部在学中。起業家としても活動中。
【アフタートークの様子はこちらから】
◆7年ぶりにビリーの舞台上へ
森山:久々なんで、ちょっとビリージャンプとかかましちゃう?
和樹:ビリージャンプならまだ覚えてる!
咲哉:まだね!
和樹・咲哉:どっち?こっち?いやいやこっち!・・・すみません(笑)
和樹:せーの!1、2の3!
(ビリージャンプ披露、客席拍手)
森山:どうですか、この舞台上に久々に立った感じは?
和樹:7年ぶりですね。この傾斜の感覚、懐かしいです。
根岸:お客さんはあまり感じないかもしれないんですけど、斜めなんですよ。
和樹:軸をだいぶ後ろにしておかないといけないので、平坦なところで踊るのとだいぶ違うんです!
根岸:たやすくやっているように思えるけどね。
森山:・・・踊れたりするの?
一同:早い早い!(笑)
和樹:前回の2020年ビリー、皆さん綺麗に踊ってたじゃないですか。練習してないけど全部覚えてます、みたいな。あの日咲哉から動画が送られてきて、何も覚えていない、どうしよう!って(笑)
森山:それで、こっそりやってきたの?
和樹:いやいや、練習してきたら面白くないじゃないですか!この場で覚えてるかチャレンジを・・・!
根岸:ダンシングドレスの一番盛り上がるところが良いんじゃない?
和樹:エクスプレス(Expressing Yourself)の後半覚えてます? ・・・オフマイクで無理だよって言ってきた(笑)やってみよう!前半を一回ちゃんとやって、後半覚えてるかチャレンジを(笑)何百回やっていますから!
(ダンス披露、客席拍手)
和樹・咲哉:流石にここはね!覚えてますよ!
和樹:最後の方・・・やってみる?これは7年くらい思い出してないから!(笑)
(続き披露、客席拍手)
森山:水でも飲んでいただいて(笑)
◆ビリーたちの近況
根岸:身長ほとんど変わらなくなっちゃったね。
咲哉:あ、いや全然僕の方が高いです!
和樹:こういう生意気なとことは変わってないんですよ!
森山:咲哉が1番末っ子で。
和樹:はい。僕が一番上だったんですけど、もう全員僕のことを舐めてて(笑)咲哉は4つ下なんですけど、呼び捨てでこき使ってくるんですよ!(笑)
咲哉:こき使ってないです!
根岸:普段も会ったりするの?
和樹:ちょいちょい会うよね。
咲哉:ちょいちょいたまにね。
和樹:勉強法を聞きにくるんですよ。
咲哉:東大生なんで。
和樹:英語の勉強法を教えろって命令文で送ってくるんです。
咲哉:違う違う(笑)
根岸:プレビュー公演の時に、(初演のビリーが)5人揃って来てくれて、それがすごく久しぶりでね。和樹くんなんて7年ぶりだもんね。
和樹:そうなんですよ!随分ご挨拶できていなかった方もいらっしゃったし、5人で集まるのは本当に7年ぶりだったので、感動の再会みたいな。
根岸:あの時5人と撮った写真はお宝写真です。いろんな人にこっそり見せてる!(笑)
森山:踊っているのをみると当時のことを思い出しますね。根岸さん、思い出に残っていることはありますか?
根岸:私も初めてだったから、何が何だか。部屋が分かれていて、大学の授業みたいで、こんな複雑なスケジュールで稽古するなんてなかったから、ずっとドキドキだし。
森山:普通の舞台は稽古場が1箇所なんですけれども、ビリーの場合は6部屋くらい借りて、この人は歌、この人はダンス、って時間割みたいになっていて、一日ずっと忙しいんですよ。覚えてるのは、咲哉はグミが好きで。
一同:(笑)
根岸:だって赤ちゃんみたいだったもんね。声もだけど、まだ赤ちゃん体型だったもんね。
和樹:ちょっとディスってますよね!?
一同:(笑)
森山:お客さんからいっぱいグミをもらって、嬉しくなっちゃってずっと食べてたんですよ。だんだん丸くなって、ブレイスウェイトになっちゃうからダメ、一日ひと袋までって決めて抑えてたね。
和樹:最近はグミ食べるんですか?
咲哉:前ほどは食べなくなりました(笑)
和樹:最近のマイブームは何ですか?
咲哉:ピアノを始めまして。独学で。
和樹:音楽家咲哉になるんですか。ミュージシャン咲哉・・・?
根岸:(和樹に)大学行きながら何をやってるんだっけ?
和樹:舞台はあまり関係ないんですけど、自分の会社をやってます。学生を集めて企業と結びつける人材系のことをやってて、連続起業家みたいな感じでいきたいなと思ってます。いずれ舞台にカムバックして。
※連続起業家:新規事業を次々と立ち上げる起業家のこと。
根岸:踊れる起業家?
和樹:本当にそうで、歌って踊れる起業家になろうかなと(笑)ビリーを何回か見させてもらって思うのは、ビリー観るとものすごい元気出るじゃないですか。感動するし、明日から頑張ろうって。他のものにはない、舞台だからこそだな、自分が作っていけたら生きてる感じがするな、って考えてます。
森山:何でも協力するんで。
和樹:是非お願いします!それまでずっとブレイスウェイトさんやってください!
根岸:もう何代にも渡ってビリーを持ち上げてね!
森山:和樹は全然手間かからなかったね。優秀だったから。
根岸:最後成長痛で、大阪公演出られなくなっちゃって。悲しかったけれど。
和樹:そうなんですよ。この舞台に再び立つことができて、めっちゃ感動してます。
根岸:2人と一緒にトークやることになって、また会えるってなって嬉しかった!
森山:今日来てくれて本当ありがとうね。
和樹・咲哉:こちらこそありがとうございます!
和樹:この間ビリー5人揃って、みんなでごはん行って、色々話して、同窓会みたいなものをやったんですけど、奇跡的な話があって。みんな、今でもビリーの舞台に立つ夢を見るんですよ。急遽「ちょっと君やってくれない?」って言われて。「いや覚えてない!」ってなったところで起きるっていう同じ夢をみんな見てるんです!(笑)全員の心の中に、ビリーをやったっていう経験は潜在意識としてあって。
根岸:踊りも急にやってできるっていうのは、身体に入っているんでしょう?
和樹・咲哉:そうですね・・・。
森山:だってずっと踊ってたからね。
根岸:咲哉くんはオーディション受けるまで、バレエは全然やってなかったんでしょ?
咲哉:やってはいたんですけど、ヒップホップがメインだったので、ビリー受ける前は全然できなくて。ビリーの期間で成長させてもらいました。
根岸:よくやったよね。
和樹:すごいですよ、小4ですから。
森山:世界最年少だもんね。
和樹:スタッフさんが照明のテストをやるとき、今も咲哉の声で練習してるらしいんですよ。咲哉の赤ちゃん声を聞いてみんな癒されてるのをさっき知りました。
森山:声聞いただけでどのビリーか分かるから、僕らはそれだけで泣いてました。初演は、Electricityのヒップホップバージョンもあったよね。
根岸:Electricity、みんな全然違ってた!
◆2024年版の公演を観て
和樹:プレビューも今日も、リョーマくんで観たんですけど、プレビューからさらに磨きがかかってると思いました。
森山:身長も伸びてるしね。こっちは大変だけど(笑)
和樹:毎日重くなって!
根岸:成長するのはビリーだけでなく、バレエガールズも!
和樹:そうですね、バレエガールズも持たないといけないですからね!毎回ビリーを持ち上げていらっしゃいますからね。
森山:毎日毎日持ち上げて、疲弊して(笑)成長期だからどんどん伸びて、嬉しい悲鳴って感じ。
根岸:初演と再演はシングルでやってましたね。
森山:そうですね。今回はダブルで、本当に助かってます。で、どうなの、今日見て!
和樹:どうでしたか!
咲哉:急に振るね!
和樹:しゃべらないって宣言してたけど!
咲哉:(和樹が)まとめてくれるんで(笑)
和樹:僕らの一番の爆笑ポイントは、ブレイスウェイトさんが脱いだシャツで脇を拭くってのが一番面白かった(笑)
一同:(笑)
和樹:チャレンジングなことを舞台の上でやるじゃないですか。縄跳びしたり、足で鍵拾ったり。何回か通うと、今日はいつもと違うな、って見えてきますよね。
森山:大変ですけどね、やること多すぎて。
根岸:毎日本番前にセーフティ(安全確認)もやってるもんね。本番始まっても、稽古続けてるのが辛かったって言ってたよね。
和樹・咲哉:そうですね。
(警官帽を被った加賀谷・丸山が登場)
一同:警官の方だ・・・!
森山:あっという間ですが、終了のお時間となりました。本当にありがとうございました。
根岸:2人に会えて嬉しい。
和樹:僕らも嬉しいです!
森山:最後にビリージャンプをお願いします(笑)
和樹:さっきの2倍くらいは飛びたいよね。本気でやりますよ!勝ったら50ペンスね!
咲哉:OK!(笑)
(華麗なビリージャンプ披露、客席拍手)
一同:ありがとうございました!